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9月16日の特別講義「アニメーション映画の美術」西川洋一美術監督が登壇しました。

2015年09月24日 9月16日の特別講義「アニメーション映画の美術」西川洋一美術監督が登壇しました。

西川洋一さんはスタジオジブリ美術部で多くの作品に参加され、
細田守監督の最新作『バケモノの子』では美術監督をつとめています。
主な参加作品『ハウルの動く城』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』
『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』
『思い出のマーニー』『サマーウォーズ』
『おおかみこどもの雨と雪』。

今回の授業では『バケモノの子』の制作会社のスタジオ地図様の
ご協力で制作部の島田和幸さんも講義に特別参加で終始和やかに
講義が進行しました。
映画の中で実際描かれて使用された背景画も教室内で展示し、
西川美術監督がロケハンから美術の設定について詳細に解説し、
さらに手描きの背景のよさを伝えようと、学生の前で、
絵具で背景画を描いて頂きました。

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絵具で背景を描く西川美術監督

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以下が講義を受けた学生の感想です。
・一つの場面を作り出すのに街全体を設定して作り込む
精密さに心を打たれました。
背景を描くにあたり、その場の細かい構造や雰囲気、匂い等々、
モデルにした場所に行かないとわからない事が沢山あるという
お話には、特に共感できました。

・バケモノの子で実際に使われた資料を拝見し、
裏話やロケハンの様子などからロケハンの大切さを知りました。
また、一枚一枚手描きなので、演出によって同じ場所でも細部を
変えているところが凄いと感じました。

・背景がキャラの心情に合わせて微妙に変化することを知り、
今度は背景を中心に映画を観たいと思いました。

・絵の具での空の描き方が素晴らしいと感じました。
グラデーションを作る技術などを参考にして、自分でも描いて
みようと思いました。

・手描きの暖かさや優しさなどが伝わりました。
青のグラデーションの発色がとても綺麗でした。
生で観れてすごく感動しました。


まさに公開中の作品『バケモノの子』の美術監督による
アニメーションの美術についての解説と生の背景画の作業を
学べた学生からの熱気が教室に満ち溢れていました。

西川美術監督、スタジオ地図の島田様、
本日の講義ありがとうございます。

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